「手掌多汗症」は手汗がしたたる病気?【ネイリスト時代の話】

2019年5月27日

大量にしたたる手汗、あなたは経験ありますか?

「もしかしてこれって病気?」と思う人も居るかも知れません。

私も以前、身体がおかしくなった時期があって突然、服がびしょびしょになるほど汗がしたたる病気(?)のようなものになったことがあります。

丁度同じ時期に、当時働いていたネイルサロンで「手汗」に悩んでいた常連さんのお話です。

 

ネイルサロンで「ポタポタと滴るほどの手汗」のお客さんがいた話

 

私が昔、ネイリストの仕事をしていた時にお客さんで手汗が凄い人がいました。

かなり気にしているようで、始める前に「私…手汗すごいんですけど大丈夫ですか?」ときかれました。

今までに手汗が多めの人も何人も施術してきたので「大丈夫ですよ~。結構いらっしゃるのでスタッフ側も慣れてますし、全然気にしないでください」と伝えました。

 

もし自分だったらあんまり声を掛けられるのも嫌だし、過剰に気にしてないアピールされても嫌だなと思ったので、手汗がでてきたら拭けるようにアームレスト(ネイルをするときに手を置く場所)にタオルを敷いてあげて、普通にネイルしてました。

 

ずっと申し訳なさそうにしてたお姉さんでしたが、私が特に何も触れなかったので落ち着いたのか、はじめはポタポタと滴るほどの手汗だったのが、じわじわ湿る程度の量になってました。

 

私も緊張したら、発作みたいに突然、顔や体からシャツがびしょびしょになるほど汗が出て手が震えたりした時期がありました。

なので、少なからず精神面も関連あるのかなあと思っていました。

 

コンプレックスになるほどの手汗は「汗かき」ではなく「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)かも?」

滴るほどの手汗に悩まされている人は、病気なのかな?と思うこともあるかもしれません。私も病院に行ったことがあります。

調べてみたところ、そういう症状が出る現象を「手掌多汗症」というようです。

 

「手掌多汗症」(しゅしょうたかんしょう)とは

通常の「多汗症」は、わきの下やてのひら、足の裏、顔などに以上に発刊する病気です。

この「多汗症」のなかで、「手」に「日常生活に支障をもたらすほどの発汗」がみられるのが「手掌多汗症」とお呼ばれるようです。

日常生活への支障とは、「手を動かすと汗が飛び散る」、「本や書類などの紙を持つと濡れて読めない」「握手ができない」「物を持つと汗ですべる」などです。

 

男性に多いとか女性に多く見られるとかは無く、

原因ははっきりと解明されていないそうです。

 

交感神経が活性化されて精神的刺激により発刊してしまうのではないかと考えられているようです。

突然改善した手汗。その理由は手汗専用クリーム

ネイルも気に入っていただけたようで、翌月付け替えに来られて、毎月来てくださるようになりました。

 

何度か担当させていただいたある日、「あれ?」と思いました。

ポタポタしたたる手汗がない。

 

お姉さんと手汗についても話せるくらい仲良くなっていたので、普通にきいてみました。「今日めっちゃ良い感じですね、何かあったんですか?」

 

すると、お姉さん、少し恥ずかしがりながら嬉しそうに「ほんとですか!やった!手汗止めるクリーム使ってみてるんです」と言ってかわいいカバンから「テサラン」を取り出して見せてくれました。

 

「へー!こんなんあるんですね、これめっちゃすごい」とか言って見せてもらってたら、

「手汗の話してたら汗かいてきたわ笑」

「え!ごめんなさい笑 意識するのやめましょ笑」

とか言って手汗の冗談で笑えるほどに。

 

意識するとやっぱりまだ抑えきれないみたいでしたが、

驚くほど手汗がでなくなっていたので凄い。というお話でした。

 

初回でめちゃくちゃ申し訳なさそうにしていたので、かなりのコンプレックスだったのではと思うのですが、冗談まで言えるようになるって本当にすごいと思います。

 

市販品なので、すべての人に効くわけじゃないとは思いますが、効く人は確かにいるんだなって思いました。

漫画にすると宣伝臭いですが、まじで実話です。

 

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Mai

31歳社畜OL。 学生時代は漆黒の剣道部に染まり奴隷精神が培われ、社会人になると人生イージーモードかと思いきや、一般事務を経て再び暗黒のネイル業界へ。 好きなものを見つけるとひたすらまっすぐ矢のように飛んでいく。射手座&B型という超絶ダイナミックでアマゾネス、ちょっぴり適当な性格。