自律神経の乱れで「大量の汗と手の震えが止まらなかった」体験談

突然、なんの前触れもなく、大量の汗と震えが止まらなくなったことはありますか?
私はあります。その原因は「自律神経の乱れ」でした。
私が実際に経験した体験談と、症状を軽くできた方法を紹介していきます。
原因は自律神経の乱れ?仕事中に突然訪れる「大量の汗・手の震え」
昔、私がネイルサロンで働いていた頃の話。
勤めていたお店は、朝10時開店で閉店が22時。
主要都市で働きたくて、通勤時間は片道1時間40分くらいでした。
そして準備とかがあるので原則20分前出勤(もちろん無給)。
新人のペーペーは先輩より少し早めに着いて開店準備をしていた方が「目をつけられない」ので、30~40分前出勤。
つまり、10時開店でも毎日7時30分位に家をでていたのです。
朝番遅番のシフト制だったので、朝番の10時からなら20時まで勤務。
遅番なら12時から20時。
(今さらですが、よく考えたら10時間勤務なことに気が付きました)
仕事を終えて家につくと、朝番なら22時。
遅番なら片付けもあるので24時30分。
遅番の次の日に朝番とかかなりキツかったです。
家には寝に帰るだけ。
店の近くでひとり暮らしができるだけの給料はないので実家から通ってました。
時給900円ですよ笑。
そういう生活を1年続けて、(ちなみに1年たっても時給はあがりませんでした)
ある日、お客さんのネイルをしていた時に突然額から汗が流れ落ち、シャツはビショビショ。手は漫画とかアニメの描写かよ!って思うくらい震えが止まらなくて。
ネイルするときって筆で色を塗ったり絵を描いたりするんですが、もうブルブルなんで綺麗に塗ることすらままならなくて。
しまいにはお客さんに「だ…大丈夫ですか?」と声を掛けられてしまう始末。(優しい人で良かったです)
これはダメだと思い、「少し…失礼します」と席を外して休憩中だった先輩に事情を説明し、担当を代わってもらいました。
本当に何の前触れもなく突然、体の奥から込み上げるような小さな震えが来て、段々大きくなっていく感じでした。
極度の緊張状態…?
自分でもわけがわからなくて、ネットで調べたら「パニック障害」みたいな記事が沢山でてくるんですよ。
パニック障害というのは、何らかの不安の原因があって、手の震えや大量の汗がでたり、呼吸困難や動悸がとまらないっていうしょうじょうなんですよね。
私の場合、発作が起きた時に担当していたお客さんは、全然変な人じゃなくて、むしろ良い人で。威圧感もまったくなく、緊張もしてなかったんです。
ますますわけがわからず、病院に行ってみようと思ったのですが、何科にかかればいいんだろう?と思った時に精神科か心療内科しか思いつかなかったので漢方医に診てもらうことにしました。
(西洋医学なら多分神経内科?とかが正しいんだと思います)
仕事ができない程の汗と震えを漢方医に診てもらったら「自律神経」が原因と言われた
何度も身体の震えや、大量の汗が抑えられなくなり、仕事にもかなり支障をきたすレベルだったので漢方医にかかりました。
そこで言われたのが「あ〜、自律神経がおかしくなっちゃってるのかも」と言って漢方薬を出してもらいました。
先生いわく、緊張した時とか怒った時とか、興奮している時には「交感神経」っていうのが働いて、リラックスしていたり穏やかな時は「副交換神経」というのが働くそうなんですが、その切り替えがうまくできていない状態。と言われました。
交感神経が働き過ぎて異常に汗が出たり、震えたりしてしまうそうです。
ストレスには「精神的なストレス」だけでなく「肉体的ストレス」もある
「でも、別に普通のお客さんの時にも発作みたいな感じで汗が止まらなかったり、震えたりしてるんです。特に緊張も何もしてなかったのに突然」
という相談をしました。
そしたら・・・
驚くべき回答。
先生「ストレスっていうのはね、精神的に感じるものと、知らないうちに肉体が感じているものがあるんだよ。あなたの場合それね。不摂生してるでしょ?」
・・・むしろ不摂生しかしてないです。
仕事やめた方が良いのかなあ、と初めて我に返った瞬間でした。
自律神経が整ったのか、手の震えと大量の汗が止まる
漢方薬を飲み始めて2ヶ月くらいで、手の震えと大量の汗がでる発作がだんだんと出なくなりました。
初めて真面目に漢方を飲んだけど漢方ってすごいと思いました。
今ではこの記事を書くまで忘れていました。
そのくらいなんともないです。
Mai
最新記事 by Mai (全て見る)
- ミネラルバスパウダー口コミ【イルコルポ】使ってみた! - 2021年3月31日
- 大井町の高倉町珈琲のモーニング&ランチ&ディナーのメニューと価格の紹介 - 2019年9月27日
- 大井町の高倉町珈琲への行き方【画像】 - 2019年9月26日