「内定もらって喜びの即決!」ほんとに大丈夫?よくある4つの落とし穴

こんにちは。やる気ゼロ・モチベゼロ・貯金もゼロの31歳独身OLです。
今回は私が転職活動で失敗した経験をお話ししようと思います。
元々派遣社員で、30歳になってしまったのをきっかけに、焦って転職活動をした私。
1社受けて、1社目で正社員の内定を貰いました。
内心、私は、派遣社員だった自分でも認められたと思ってうれしかったです。
大学も出ていないし、専門学校は中退してるし(つまり高卒)これまでの職歴は業界・職種ともに一度も同じものを続けたことがないほど、職歴がグチャグチャ。
50社ほど受ける覚悟は決めていましたが、すんなり決まってホッとしました。
「やったー!これでもう転職活動しなくていい!」と有頂天。
友人に即報告。しかし、友人は祝うどころか難色を示します。
「えー、大丈夫なのそこ?」
「なんでそんなこと言うの~?大丈夫だいじょうぶ!ということで私、転職する!」
…と、
転職した先は、友人の言うとおり
ハズレ企業でした。
クソハズレポイントがどんなところだったか、同じ過ちを繰り返さないよう自分の為に大まかに4つまとめました。
1.転職サイトの募集内容と実際の仕事内容が違う
はいこれ、あるあるですね。
私はこの先、結婚ができないので(それはまた別の記事でお話しします)
色々とやりたくて、あえて大企業の楽チン派遣社員からベンチャー正社員に昇格したというのに。
募集内容は「web業務全般」
面接時にも「全般的に任せたいんだよね」と言われていて、「はい!自分に出来ることは、経験の有無に関わらず積極的にやっていきたいと思っています!」
なんとフレッシュな発言をする当時30歳。
しかし、実際は…。
ライティング業務のみでした。
え…、面接のときにサイトの分析とか、自社HPの改善とか…、広告とか、マーケティングとか、色々やってもらうつもりって言ってましたやん…。なんでや。
入社初月は、「ひとまずはライティングからやって貰おうと思ってる。その後外部ライターを取り入れるなりしてディレクション業務とか、サイトの事とか広げていって貰えたら~…(略)」
という説明を受けていたので、頑張るつもりでした。
…──そして、半年後。
相変わらずライティングのみ。
毎月、社長と面談があるのでやんわり「あの~、マーケティングとか分析とか、他の業務も興味があってそっちもやりたいんですけど…」と言ったんですが
「ライティングまだまだでしょ?出来るようになったって言える?」
…いやいやいや、
ライティングっていうのはライターとしてそれ一本で食っていけるほど奥が深くてな。みんな何年も何千何万の文字を毎日書いては消してを繰り返して技術を習得してるねん。
「ひとまずライティングから~」っていう、ひとまずっていうのは、もしかして
「それで食っていけるくらいのプロになれ」ということ…?
そんなの、野球場で始球式に参加することになって、軽率に投げる練習をしてたら
「投げ方がなってない!野球選手はこうやって投げてるんだ!もっと練習しろ!」
って言われているようなもんでしょ????
あとアレにも似てる。1000円の何か作れるワークショップに行ったらプロ講座勧められるあの感じ。
何年かかるねん。
そりゃあ確かに、現場を知らないとマーケティングはできないし、書き方を知らないとライティングのディレクションはできないとは思う。
でもな。
何年かかるねん。
業務全般できる頃には私は50歳とかかもしれない。
さようなら。
2.なんなら給料も募集内容と違う
自分も面接でちゃんと口頭でも確認しなかったのが悪いんですけどね。
募集内容は「30万円~賞与年4回」とあったんです。
すごい!と思ってたんですが…
入社承諾書を受け取って記載されている金額は基本給27万・賞与は年4回。
(もうヤケクソなので実際の給料晒します)
え…違うやん、3万も低い。
月額3万低いと年間で36万ですよ。5年で162万。
辞退するか迷ったのですが、こんな職歴グチャグチャで30歳の女を受け入れてくれる所なんて少ないだろうなあという気持ちと、
また転職活動しないといけないの面倒くさいなあという気持ちがありました。
⇑ ⇑ ⇑ ⇑
この気持ち、捨てた方がいいです。
そしてノコノコ入社した私は更に気持ちが下がることになるのです。
それは入社3ヶ月目のこと。
社長面談の際に賞与の話を受けました。
「3ヶ月経ったので、入社の際にお話ししていた賞与を支給しようと思います。5万円。」
……5万?
お小遣いか???
年4回なので、2か月分とかそういう贅沢なことは考えていなかったんです。
まあ、あって1か月分かな~とか思ってたら。
5万。
あ~~、そうですか~~、
そもそも入社承諾書に書いてなかったからね。
受け取った時にちゃんと聞かなかった私が悪い。
さようなら。
3.上司がグダグダ言って仕事が進まない
上司がグダグダ言って仕事が進まないのはあるあるだと思います。
うちの上司は、企画書の草案(かなりざっくりした方向性を書いた概要書的なもの)をMTGで提案すると
「それで本当にいけるの?(SEOで1位取れるのか?)」
と、答えも根拠もない質問をしてきます。
でもね、きっと本人は悪気ないんですよ。
私が誰をターゲットにして、何故そうしようと思ったかの根拠を伝えても
「でもその根拠は想像でしょ?」
SEO対策に確信を持てるほどの能力があるのなら、私は今ここにはいません。
これもな、
これだけで食っている人がいるんですよ。
さようなら。
4.モチベーションが地の果てへ飛んで行く
入社時は皆、こうありたいとか、これはやりたくないとか色々と意思を持って会社を選ぶじゃないですか。
その意志とのズレがモチベーションを下げていくのだと思います。
今回の私のケースでは、本当はライティングがやりたかったけど、ライティングの募集は経験者が多くて未経験だと取って貰えなかった人にはとてもマッチした企業だったかもしれません。
マッチングってやっぱり大事。
認識にズレがあると、直接関係がなくてもコミュニケーションや仕事がうまく回らなくなってきます。
そうすると、更にストレスや不満が溜まりついに爆発。
「や、やめてやる~!転職、転職ぅ!」
さようなら。
転職活動で1つでも「あれ?」と思ったら入社は絶対に辞退したほうがいい
ここまで読んでくださった人はもうお気づきですね。
「あれ?金額がちょっと違うな?まあ今更言うのもなんだし、3万円くらいなら未経験だし仕方ないか」
これダメ。絶対。
就職が遠のく可能性はありますし、就職活動は疲れます。
しかし、半年で転職していたら元も子もないしスキルも身につかない。
本当に行きたい企業に、何のモヤモヤもなく勤めるのが定着できるし後々のストレス軽減になると思います。
私と同じにならないように賢明な判断をしてください!
Mai
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