セントーリー(Centaury)他人の支配から逃れる太陽のハーブ
セントーリー(Centaury)とは
学名:Centaurium erythraea
和名:ベニバナセンブリリンドウ科・シマセンブリ属
収穫時期:7月
支配星:太陽
特性:熱と乾
医学用途:肝臓と血液
2年草で、花が咲くまで他の草にまぎれて目につきにくい植物。
草丈は5~50cmほどに育つ。
周りの環境に左右されやすく、広い場所では大きく延びるが、狭い場所ではあまり大きくならない。
セントーリーを使用して期待できる効果
肉体面
セントーリーは、肉体から胆汁を取り除き、セントーリーの苦みによって肝臓や胆のうからの胆汁の流れを増加させる。
肝臓・胆のうにかかわる疾患(胆石・黄疸・吐き気・観念・食欲減退・消化機能低下・消化不良・寄生虫)などに使用されることが多い。
また、生理不順を整えたり、出産後の痛みや下腹痛などの一般的な子宮の痛みを軽減する。神経系への鎮痛作用もあるとされている。
血液浄化作用があるため、皮膚発疹・湿疹・おできなどにも効果が期待できる。
太陽のハーブとして、目の炎症や視力低下などにも効き目があり、心臓を強化し、正気のレベルを維持する。
精神面
セントーリーは、臆病で常に周囲の顔色をうかがいながらビクビクして、他人を喜ばせようとする性格の人に効果的です。
周囲の目を気にする性格の人は、本当は嫌だと思っていても言い出せず、他人の言う事を何でも聞いてしまいがちで押しの強い人の支配を受ける傾向があります。
セントーリーは、怒りの表現、自己正当化の怒り。「自分はこんな仕打ちを受けるに値する人間ではない」という感情と関わっています。
他人に自分の心を踏みにじられないようにして、自分の権利を主張する。誰かの犠牲になったり、主従関係のような人間関係を解消することができると言われています。
セントーリーのハーブティーを朝一番に飲むと、勇気を持ってその日に立ち向かうことができると言われている。
権利を主張するには勇気が必要です。
不正・偏見・無知に抵抗する力は、周りから受け入れられないことがしばしばあります。大多数と異なる意見は受け入れられることが難しい。
しかし、権利を主張することで周囲の人が心や知性が変化していきます。セントーリーは、そのための勇気を与えてくれると言われています。
神話と伝説
セントーリーという名前は、ギリシャ神話のケンタウロス族・ケイロンにちなんで命名されたそうです。九つの頭をもつヒュドラの血の毒矢で負った傷を、ケイロンが癒したと言う伝説があります。
また、イングランドの南部では、セントーリーは「太陽の源」として知られていたとされています。
参考文献:「ハーブ占星術」エリザベス・ブルーク著/翻訳:岡本翔子/梶原雅子
Mai
最新記事 by Mai (全て見る)
- ミネラルバスパウダー口コミ【イルコルポ】使ってみた! - 2021年3月31日
- 大井町の高倉町珈琲のモーニング&ランチ&ディナーのメニューと価格の紹介 - 2019年9月27日
- 大井町の高倉町珈琲への行き方【画像】 - 2019年9月26日