マグワート(よもぎ)の効果は「冷え」と「婦人科系の不調」

2019年5月27日

 

マグワート(よもぎ)とは

学名:Aretemisia Vulgaris

和名:オウシュウヨモギ

収穫時期:6月から8月

支配星:金星

特性:熱と乾

医学用途:婦人科系の症状や血液

 

道端の窒素含有土壌に含まれている、どこでも見ることのできる非常に一般的な植物。

昔から香りのある飲み物として飲まれたり、花をつける前に採取した芽や花を肉や魚の風味づけに食されたりしていた。

精油には毒性のあるツジョンを含み、防虫に使用される。

 

マグワート(よもぎ)の効果は「冷え」と「婦人科系の不調」

女性に人気の「よもぎ蒸し」などが、婦人科系の不調や冷えに効くとされている通り、マグワートの効果は主に、婦人科系にあるとされています。

ここでは、マグワートが肉体面に与える効果と、精神面に与える効果を詳しく紹介していきます。

 

マグワート(よもぎ)の肉体面への効果

マグワートが、婦人科系の不調や冷えに効果があるとされている理由として、「弛緩作用」「収斂作用」があります。

 

生理痛があったり、出血が長すぎたり、重すぎたりする女性の不調に特に効果があります。

 

お湯で煎じて飲むと、生理不順を整える効果があり、血液の浄化作用もあるため、殺菌効果や感染症予防に使用されることもあるそうです。

 

マグワート(よもぎ)の精神面への効果

マグワートは、透視能力や物事を明確にみる能力を授けると言われています。潜在意識の解放。

 

女性は、強さやその力の源、自分の中にある力量と繋がることができ、物事を肯定し、安定させ、強化する作用があります。

 

明確さや強さが必要な場合に、マグワートを煎じてお茶として淹れ、就寝前に飲むといいとされている。

 

マグワート(よもぎ)の伝説と神話

学名の「artemisia」というラテンの名前は、月の女神「アルテミス」と大きな関わりを持っていて、ハーバリストの象徴でもあったそうです。

 

中世の英国では、マグワートは魔術と関連があるとされていて、戸口にマグワートをかけておくと魔除けになると信じられていました。

 

 

 

参考文献:「ハーブ占星術」エリザベス・ブルーク著/翻訳:岡本翔子/梶原雅子

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Mai

31歳社畜OL。 学生時代は漆黒の剣道部に染まり奴隷精神が培われ、社会人になると人生イージーモードかと思いきや、一般事務を経て再び暗黒のネイル業界へ。 好きなものを見つけるとひたすらまっすぐ矢のように飛んでいく。射手座&B型という超絶ダイナミックでアマゾネス、ちょっぴり適当な性格。