「生理痛&不妊」など婦人科系の不調に「レディースマントル」のハーブ

2019年5月27日

 

錬金術のハーブ と呼ばれる「レディースマントル」とは

学名:Alchemilla vulgaris

和名:西洋ハゴロモグサ

収穫時期:6月と7月

支配星:金星

特性:熱と乾

医学用途:婦人科や産科の病

 

レディースマントルのハーブ は、熱帯アフリカやインド、スリランカ、インドネシアなどに生息していて、野原や林、岩場などに自生している。

 

色は緑から黄緑色で、寒さに強いハーブ です。

名前に「レディース」とついているくらい、昔から女性に深く関わりのあるハーブで「女たちの良き友」と言われるほど、あらゆる婦人科の病に良いとされています。

葉を利用したハーブティーとしてよく飲まれています。

レディースマントルによって期待できる効果

レディースマントルの肉体面への効果・効能

子宮や卵巣に何らかの異常がある場合に幅広く使われるのがレディースマントルです。

生理痛にもよく効き目を発揮し、ハーブティーなどで摂取すると1〜2ヶ月程度で下腹痛が消えます。

 

高齢出産などで流産の不安があったり、出血がみられたりした際にも効果を発揮し、お産の準備にも役に立ちます。

 

強力な収れん効果(子宮を収縮させる効果)があるため、過去に何人か子供を生んでいて筋緊張が弱まっている場合にも効果的。

出産後に広がった子宮を、元の大きさに戻すのにも良いとされています。

 

お茶やチンキ剤(抽出液)を6ヶ月ほど服用することで不妊治療としても使用できる。

 

レディースマントルの精神面への効果・効能

過去との決別。へその緒で結ばれたような人間関係を断ち切り、危険を冒すのが不安な場合に人生の変化を後押しするハーブ です。

明瞭さと鮮明なビジョンを与え、力強さを授けるため、「勇気ある行動を取れるようになる」「戦いに挑める(試験・出産・登山など)」

 

死別の苦しみや、過去のトラウマ、苦痛や出産への絶望感、死が身近に迫っている場合に、過去と決別し勇気と戦う力を与えます。

 

■使用方法

レディースマントルのドライハーブをコットンの袋に
テーブルスプーン1杯分詰めて湯船に浮かべて
10〜15分ほど浸かる。

 

レディースマントルの伝説と神話

レディースマントルのハーブには、古くから魔力があると信じられています。

属名のアルケミラ(Alchemilla)は、アラビア語の錬金術の言葉が由来と言われています。

 

夏の朝、レディースマントルの葉に溜まった朝露には、「賢者の石」を作るのに用いられたそうです。

また、レディースマントルの朝露の雫を飲むと流産を防ぐという言い伝えもあり、葉の形がライオンの足に似ていると言うことから「レオンどポディウム」と言う名で呼ばれることもあります。

 

 

参考文献:「ハーブ占星術」エリザベス・ブルーク著/翻訳:岡本翔子/梶原雅子

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Mai

31歳社畜OL。 学生時代は漆黒の剣道部に染まり奴隷精神が培われ、社会人になると人生イージーモードかと思いきや、一般事務を経て再び暗黒のネイル業界へ。 好きなものを見つけるとひたすらまっすぐ矢のように飛んでいく。射手座&B型という超絶ダイナミックでアマゾネス、ちょっぴり適当な性格。