咳・喘息・風邪にはコルツフット(フキタンポポ)のハーブを

コルツフットとは
学名:Tussilago farfara
和名:フキタンポポ
収穫時期:花は2月、茎は3月
支配星:金星
特性:温と湿
医学用途:肺
コルツフットの花が咲くのは1月〜3月で、セイヨウタンポポに似た黄色い花を咲かせる。開花後に出る葉が「フキ」に似ていることから「フキタンポポ」と呼ばれる由来となっている。
コルツフットのハーブによる効果
コルツフットの肉体面への効果
コルツフットは肺に効くハーブのひとつで、咳止め薬としてよく使われている。
コルツフットの蕾は款冬花(かんとうか)という生薬として使用されていて、乾いたイガイガする咳を鎮めたり、肺に溜まった痰を取り除く作用がある。
また、ひどい気管支炎にもすぐに効果があると言われている。
ミネラルの亜鉛を含んでいるため、損傷を受けた組織を癒す効果がある。
肺を弛緩させ、粘液を取り除く役割を果たすため、喫煙者や最近まで喫煙をしていた人がコルツフットのハーブティーを飲むことで喫煙の刺激によるダメージを最小限に抑えることができる。
※近縁種のキオン属同様に、有毒なアルカロイドを若干含むため、ドイツでは発売禁止となった。
現在では、アルカロイドをほとんど含まない「ウィーン Wien」という品種が開発されています。
コルツフットの精神面への効果
コルツフットは肺に溜まった悪いものを除去して外に排出するだけでなく、精神面でも心に溜まったドロドロとした悪い感情を取り除く効果があります。
嫉妬や妬み、卑屈さは精神的な光を遮断します。喉を会して表現できない嫉妬、妬み、卑屈な感情は肺のあたりに溜まり、何年も蓄積するとやがて病気を引き起こします。
強い負の感情は身体を蝕むのです。
コルツフットは、苦い思いを断ち切れない人、現実を拒絶して自分の影の部分と向き合わずに逃避する人に効くハーブです。
コルツフットの伝説と神話
コルツフットの学術名「Tussilago」の「tussis」は咳、「lago」は、ラテン語で「私が運び去る」という意味があります。
昔は薬剤師の店舗の看板などにコルツフットの絵柄が使われていたそうです。
参考文献:「ハーブ占星術」エリザベス・ブルーク著/翻訳:岡本翔子/梶原雅子
Mai
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