カモミールハーブは神経系・消化器系に効果的
カモミール(chamomile)とは
学名:Matricaria recutita
和名:カミツレ
収穫時期:7月と8月
支配星:太陽
特性:熱と乾
医学用途:消化器系と神経系
草丈60cmほどで、葉は羽状複葉。
春先に中心が黄色く花弁が白い直径3cmくらいの花を多数咲かせる。
花にリンゴに似た特有の強い香りがある。
カモミールの花言葉は「逆境に耐える力」
カモミールの花言葉には、「逆境に耐える力」「忍耐」「逆境で生まれる力」「苦難の中の力」などの意味があります。
カモミールは芝生によく使われることから、踏まれるほど育ちも早いと言うことで謙虚さを表すハーブとして知られています。
カモミールのハーブによって期待できる効果
カモミールハーブの肉体面への効果
カモミールは、神経系・消化器系の両方に効くとされていて、総合的で穏やかなハーブです。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胸焼け、胸部膨張、下痢、便秘、過敏性腸症候群などの神経の緊張や不安によって引き起こされる消化管系のあらゆる疾患に良いとされています。
胃液の分泌と食べ物の吸収が良くなります。
カモミールの効果は穏やかですが、子供からお年寄りまで安全に使用できるハーブです。
カモミールは神経系をリラックスさせるため、頭痛・不安・不眠症・動悸・一般的な恐怖心を穏やかにします。
フランスでは悪夢になやむ子供が怖がらないようにカモミールティーを与えている家庭も少なくありません。
また、女性の悩みにもうれしい効果が多数期待できます。
むくみに作用したり、月経痛や生理痛の軽減、PMSの軽減や出産時の痛みを緩和するのにも使用できます。
カモミールハーブの精神面への効果
カモミールは恐怖心にかかわる怒りを軽減したり、自己防衛でかんしゃくを起こす人を穏やかにする作用があります。
鎮静・弛緩・集中の効果があるため、満足感・滋養感・安心感をもたらす作用があるとされている。
他のひとから、攻撃されているのではないか?と感じても、攻撃する側は無意識の場合もあります。
そういった外部の無意識な負のエネルギーに左右されないようにするには、カモミールが良いとされている。
「大切にされたい」と感じたら、カモミールティーを飲んだり、オイルとして用いたり、お香として焚くといいでしょう。
カモミールの伝説と神話
サクソン族の間では、カモミールティーは9つの神聖なハーブのひとつとされていました。
『9つの神聖なるハーブ』
1.Mugwort:マグワート(オウシュウヨモギ)
2.Waybread (Plantain):プランテーン(オニオオバコ)
3.Stune (Watercress):クレソン
4.Venom-loather (Viper’s Bugloss):バイパースビューグロス
5.Maythen (Chamomile):カモミール
6.Wergulu (Nettle):ネトル(西洋イラクサ)
7.Chervil (Sweet Cicely):チャービル
8.Fennel:フェンネル
9.Apple:リンゴ
参考文献:「ハーブ占星術」エリザベス・ブルーク著/翻訳:岡本翔子/梶原雅子
Mai
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